戦争記念館に行ってきました。
戦争記念館では、高句麗時代から現代まで
朝鮮半島の戦争史を学ぶことできます。
歴史的書物、実際に戦争で使われていた戦闘機や武器、軍服など様々なものが
解説と共に展示されています。
もっと写メ撮っておけばよかった!!
他にもたくさんの展示物があります。
戦闘機とか軍服とかたくさんありました。
実際に使われたいたものだからすごいなあ
ミリタリー系とか、好きな人にも
たまらない場所だと思います。
ちなみに戦争記念館の入場料は無料。
ソウルの梨大や弘大では
500円から1000円で可愛い服が買えるし、
韓国には美味しくて安い屋台が
たくさんあるので、
ストリートグルメを
存分に楽しむことができます!
韓国は、チキン代とコーヒー代を除いて
旅する分にはあまりお金がかからないかと。
ちなみに今回の旅では
航空券、ホテル代、韓国での交通費を除いて
2万円でした!
冬、安くて可愛いコートを買いに
またひとり旅しようかな。
その時は、屋台食べ歩きもしたい!!
とにかく!
韓国では、安くて楽しい最っ高の旅を
することができます💕
そんな最高の旅の中でも
特に心に残ったものはこれ。
ずっと見たかった!
戦争記念館にある兄弟の像。
実は北朝鮮にも同じものがあるんです。
朝鮮戦争真っ最中、
韓国軍の兄と、北朝鮮軍の弟が劇的に出会い
抱き合う像です。
2つの国は、戦争により真っ二つに分かれ、
争いが続いているけど、
変わらない兄弟愛、許し、和解
を表しています。
銅像の下のドームの割れ目は、上に向かうほど塞がっています。
これは朝鮮半島統一への願いの象徴です。
この割れ目を埋めているステンレスのガラスは
朝鮮半島の人々の血と涙、悲しみ、歓喜を表現しています。
元々この像についてなんとなく知ってたけど、
この説明書を読んでこの像への理解が深まり、
胸が熱くなりました!!
現在、韓国と北朝鮮は休戦中。
日本から見たら、
北朝鮮はやばい国という感じですが、
韓国から見たら、兄弟みたいならものかな?
私は朝鮮民族ではないので分かりませんが
とにかく色々と考えさせられました。
北朝鮮と言えば、、、
Netflixに"太陽の下で"
という映画が出ていました。
"太陽の下で"という映画は、
北朝鮮の真実を写したくそヤベえ映画です。
撮影した監督はロシア人なのですが
あの閉ざされた国の真実を
どう映画にできたのか?
最初は、北朝鮮の一般家庭の子どもである
8歳のジンミちゃんと、
その家族の日常に密着したドキュメンタリーを撮ろうということでカメラを回します
(この許可がとれるまでものすごい時間とお金がかかったらしい)
しかし北朝鮮側がその日常を良く見せようと
勝手に口出しをしてきます
「はい、カット、もっと幸せそうに笑って」など。
口出しどころじゃない、
ジンミちゃんという子、
その親、親の職業、家、学校、
会話の内容など
全て北朝鮮側が作ったシナリオだったです。
ジンミちゃん達はそのシナリオにそって演技をしているだけ。
ロシア撮影軍は思います。
これ北朝鮮のリアルな日常じゃなくね?
ただの演技じゃん。
なら北朝鮮側の口出しも全部含めて内緒でずっとカメラ回し続けちゃえ。
そんなこんなでできたのがこの映画。
北朝鮮の子ども達は小学生になると、
少年団という組織に入り、
少年団員として組織活動をします。
国はこの時点で洗脳させるのでしょうか。
ジンミちゃんが少年団に華々しく入団し、
家族知り合いみんなにお祝いされ、
幸せそうに笑うのも、
家族で仲良くご飯を食べるのも
友達とじゃれ合うのも
学校でみんなと歌や踊りの稽古をする姿も
北朝鮮のリアルな8歳の女の子の日常じゃない。
全部演技。
北朝鮮側が作ったシナリオに沿って、
北朝鮮という国が
いかに素晴らしいか 、いかに幸せか
ということを証明するために
ただ一生懸命演じているだけ。
撮影は長期間に行われてたんだけど
ある日たまたま北朝鮮側がいない時がありました。
ロシア撮影軍は、こっそりジンミちゃんに質問をします。
「あなたは少年団員になったけど、
これから自分の人生に何を期待する?」
ジンミちゃん
「・・・・」
「・・・・」
「・・・組織活動をする、、
そしたら自分の過ちにも気づくし、
大元帥様のために何ができるか気づくし、、」
「・・・」
ここでなぜか泣き出す
めちゃめちゃ泣き出す
ロシア撮影軍
(小さい声で)
「おいおい、小さい子泣かすな!
とにかく泣きやませろ!」
ロシア撮影軍の1人のお姉さん
「ジンミちゃん、
何か楽しいこと考えましょ!」
ジンミ
「・・・・」
ロシア撮影軍
「好きなこととか!
好きなことはなあに?」
ジンミ
「・・・・」
「・・・・好きなこと?
・・・・わからない、、、」
なぜかひたすら泣く
ロシア撮影軍
「楽しかったこと思い出して?」
ジンミ
「・・・・わからない」
ひたすら泣く
ロシア撮影軍
「好きな詩とか!」
ジンミ
「・・・・・・」
「・・・・・・好きな詩?」
涙を拭き、
急に顔つきがかわる
真顔になる
「私たちは偉大なる大元帥様により結成され
偉大なる大元帥様が光輝かせ、
偉大なる大元帥様のために、
いつどこでも偉大なる大元帥様の教えの通
り行動して、祖国のために生きることを誓います。」
洗脳されたかのように
ロボットのようにそう言って
この映画が終わる
胸くそ悪りぃ!!!
なにこの国!!
私8歳のとき、永遠走り回ってたけど!
この歳くらいの好きな詩って
ことり と すず と わたし!
みんな違ってみんないい!!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
とかじゃないん??
ジンミちゃんはこの国に生まれてなかったら、
同じ朝鮮半島でももう少し南に生まれてたら
もっと自由に笑ったり勉強したり、
友達と遊んだり
恋愛して仕事して
全く違う人生を歩めたのじゃないかな
8歳の女の子って、
自分のこれからの人生について考えたとき、
泣いたりなんかしないよね、、?
閉ざされた国、北朝鮮を出なかったら
狭い世界しか知らなかったら
それはそれで幸せなのかな
でも前に脱北した女性をインタビューしてる何かの動画で見た。
夜、北朝鮮に光なんてない。
でも海の向こうの国は、とても綺麗な光で満ち溢れてた。
海の向こうにはどんな幸せがあるんだろう。
そう思って必死で海を渡った。
自由って何ですか?
一般家庭の8歳の女の子が
自分のこれからを考えたとき
泣いてしまう国は幸せですか?
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