人は10代のころに手に入れられなかったものに
一生執着をする
例えば、
10代のときブスでつらい思いをした人は、
自分の顔面に執着し続けるし、
10代のとき勉強ばっかりで
女性とは全く縁がなく
コンプレックスを感じていた男性は
大金を使ってでも一生女遊びをし続けるのだ。
それくらい10代は多感で繊細で、
なのかもしれない
私はエナジー系ドリンクが大好きだ。
同じ炭酸飲料であるCCレモンとか、
コーラとじゃなくて、
エナジー系ドリンクは特別なの。
私は高校を卒業するまで、
家でエナジー系ドリンクを飲むといつも
「それは体に悪いから飲んじゃダメ!」
と怒られていた。
私のお母さんは栄養士でもあるのだ。
だから、エナジー系ドリンクとか、
しゅわしゅわする飴とか、
カップ麺とか、
家で満足食べることができず、
こっそり食べていた。
本当は大好きなのに。
仕方なく冷蔵庫の中にある麦茶か豆乳を飲むしかなかったのである。
そんな10代を過ごし、大人になった今。
もうさすがにお母さんは
私がエナジー系ドリンクを飲んでいても、
「仕事大変なの?」くらいで
特に注意することはない。
そして自分でお金を稼ぎ、
それを自由に使えるのだ。
だからもうあの憧れのエナジー系ドリンクを
好きなだけ飲める。
職場の自販機にはデカビタがある。
本当はデカビタが飲みたいけど、
いやいやキャラじゃないだろ、、、、
デカビタはたいてい
若くてエネルギッシュな男性が買っている。
私みたいなゆるふわ女子が買うの、
なんか恥ずかしい。
そう思って仕方なくカフェオレを買うのだ。
社会には、マナーやルールがあり、
その中で生きる社会人は己の立場をわきまえて
行動しなければならない。
でも本当にそれでいいの?
自分に正直になって。
こんなに大好きなエナジー系ドリンク、
満足するまで飲めるの今くらいなんじゃない?
確かにエナジー系ドリンクは大好きだけど
将来子供ができたとき、
私はリアルゴールドを飲むか?
赤ちゃんに悪影響がでるだろう。
杖をついたヨボヨボの
おばあちゃんになった私は
オロナミンCを飲んでいたら
孫たちはきっと心配するだろう。
だから
10代のとき満足に飲めなかった分、
現在の分、
そしてこれから先のの人生の分の
エナジー系ドリンク、
そう、一生分のエナジー系ドリンクを
自由である今、満足するまで飲んで
四季折々、
歳を重ね、
いい老後を送ろうと思う。