休日にお家でDVDを見ました。
最近疲れが取れなかったので、
家に引きこもってジブリを見ることに。
ジブリと言っても色々な映画があるのですが、
今回はもののけ姫を見ました。
千と千尋の神隠しやハウルの動く城は
何度も見たことがあることがあるのですが、
もののけ姫は、見たこととはあるものの、
ちゃんと見たことはなかったんですよね。
そんな訳で、
前日にコーラとポテトチップスを買い込み、
部屋を暗くしてふわふわの毛布を用意し見ることに。
24歳にして初めてちゃんともののけ姫を見ました。
面白かったです。
見てよかったです!
素敵な休日になりました。
あらすじなど言いたいところですが、
皆さん普通に見たことあると思いますし、
まあ有名な映画ですのでググってください。
ジブリと言えば何ですが、
思い出ぽろぽろけっこう好きです。
あと耳をすませばも好き。
てかジブリ全部すき!
そんなジブリのもののけ姫の
アシタカやサンなどの登場人物の他に
エボシ御膳という重要な登場人物がいます。
© 1997 Studio Ghibli・ND
もののけ姫の話を一言で表せば、
人間VS自然。
自然を壊す、人間側のボスがエボシ御前です。
年齢不詳だが若くて綺麗で強い女性。
小さい時の記憶では、
自然を壊す人間、エボシ最低!!!
というイメージでした。
話の中で、エボシがアシタカに
「私の秘密を見せよう。」と言い、
奥にある、包帯でグルグル巻きになった人々が働いている小屋に案内します。
© 1997 Studio Ghibli・ND
小さいときは、エボシは悪い人間だから、
こういった包帯巻きのやばそうな奴も
働かせるんた!!
と軽く流していた。
しかし、24歳になった今、
改めてもののけ姫を見ると、
、、、?
エボシいい奴なのではないか?
と思うのです。
包帯巻きの人々。
それは、やばそうな人なんかじゃない。
ハンセン病の人。
ハンセン病とは、皮膚の病気で、
皮膚が溶けたりただれたりする。
(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ハンセン病)より
今となってはもうハンセン病は医療の力で治る病気ですが、
もののけ姫の時代は室町時代。
えた非人と言った差別が激しい時代。
また医療を進んでおらず、ハンセン病は、
感染する病気で、かかったものは皮膚の影響でバケモノみたいになってしまうことから、
隔離されていた。
ハンセン病の人は、人間らしい生活などできず、ただ死ぬのを待つのみ。
そんな時代の中で、エボシはハンセン病の人を引き取り、仕事を与えました、
差別せず、同じ対等な人間として。
劇中でも
「エボシ様は、わしらを人として扱ってくれたたった1人の人だ。」といい、
包帯巻きの人はエボシを尊敬し、
笑顔で生き生きと働いていた。
エボシを心から慕っていた。
また戦争で夫を亡くし、人身売買にかけられた女性を引き取り、仕事を与えた。
そんなエボシが作った村の女性は強い。
「女性が強いことは幸せなことだ。」
そんなセリフが印象的でした。
立場の弱いものに仕事を与え、
同じ人間として対等に接する。
村人はみな生き生きと暮らす。
そんな村を作り上げたエボシのどこが悪者なのか
、、、、。
まあ、自然を壊すから悪者になるのだろうが。
自然VS人間の中で
怪我をしたアシタカが、
サンの看病のおかけで回復し、目覚めるシーンで、有名な歌が流れる
そう、米良美一さんのもののけ姫という歌だ。
きっと誰しもが聞いたことのある曲。
神の声なのではないかと
思うくらい透き通った声。
天と心を結ぶ歌声とも言われていますね。
日頃のイライラやせかせかした気持ちをが
すーーっと無くなる感じがします。
いつ消されるか分からないが、
YouTubeに上がっているので
載せておきますね。
米良美一さん。
生まれながらに骨がもろくて弱いという難病を持っています。
そのため少し差別的な言葉を使うと
小人症というのでしょうか。
体が小さいです。
初めてみたときは、少しびっくりしましたが
そんなこともどうでもいいと思えてしまうくらい
本当に綺麗な歌声をお持ちですよね。
音大を主席で卒業しています。
小人症の人って 万人に1人と言われる病気ではありますが意外と映画とかドラマで見ると思いません??
有名どころでいうと
チャーリーとチョコレート工場のウンパルンパ
記憶に新しいものでいうと、
ジョーカーという映画のアーサーの同僚とか
warner公式HP(http://wwws.warnerbros.co.jp/jokermovie/)より
最近色々あった沢尻エリカさん主演ヘルタースケルター の主人公がおかしくなってきたときの世界観の中に登場していましたね。
米良さんは、エリート中のエリートという感じがしますが、
貧しい家で育ち、
挫折を繰り返した人生だったとか。
綺麗な声をもっているからこそ、
だれよりも美しいということにこだわっていたのに、
鏡をみるとそこには醜い姿の自分が。
自分を見失いかけて存在意義が分からなくなって
酒と性に溺れた時期もあったとか。
くも膜下出血で倒れ、歌を歌えない時期もありました。
そのときは無言の時間を過ごし、
そっと歌ってみたら声が出るようになったそうです。
ちなみにYouTubeで米良さんのことを検索すると、森山直太朗のさくらの替え歌がでてるんですが、
歌詞は面白いのに、
あまりにも美声すぎて笑うのを忘れてしまうほど!!
12月ってなんだか忙しいですよね。
もののけ姫をじっくり見た休日。
最高だったな。
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